「新しい日本の再建は我々青年の使命である」
荒廃した戦後に青年会議所は設立されました。
「淡路はひとつ」
社団法人 淡路青年会議所はこの言葉を基本理念に46年目を迎えます。
我々は環境・価値観が著しく変化しても、この使命・理念そして伝統を継承し、変革の能動者として志を高く揚げ、犠牲を恐れずに議論をし、行動していかなければなりません。
この犠牲をかえりみない姿こそ本来青年のあるべき姿ではないでしょうか?
一億総評論家といわれ久しいですが、行動なき我々も同様になっていないでしょうか?
我々が青年らしい行動・議論をすることにより個々に活力が生まれ、活気ある魅力的な地域になると確信しています。
目先の利益を追いかけ、自己中心的な考えを持ち、批判的な意見を述べるだけでは淡路島のよりよい将来は見込めません。
市民が生まれ育ち、経済活動を行い、生活を営んでいる、この淡路の将来に関心を持ち、活気ある魅力的なまちづくりをする行動に加わることで、より良い方向に変えていくことができると考えます。
それでなければ明るい未来はつかめません。
そのために、我々、社団法人 淡路青年会議所が真剣に議論し、しがらみに捉われることなく、次代を切り拓く心意気を見せなければなりません。 その“志”が市民意識の変革へと繋がり、自立した市民主権を持つ、まちづくりになると確信いたします。
「人と人とのつながりの中で個に磨きをかけること」
青年会議所に属している意義とも言えることだと考えます。 原点に立ち戻り「奉仕・修練・友情」を鑑み、志を持ち、想いを本音で語り、議論を尽くしましょう。事なかれ主義、無関心にならず真剣に取り組めば、熱くなりぶつかることもあるはずです。しかし、こういったぶつかり合いが、自身を磨き、また己に打ち勝つことによって、あらたな気づきを得るものと考えます。経済においても、個人においても、競争のないところに発展はありません。社会開発を切り口に、多様な人と人との関わり(道理)を深め、それぞれの立場を経験しながら、己を高める最高の舞台が青年会議所であると考えます。
社団法人 淡路青年会議所の存在意義を今一度意識し、JC活動を通じた出逢いに感謝し、同じ志のもと「絆」を深め友情を育みたいと考えます。
高く志を持ちそれを積み重ねることで、より強固な光り輝く組織を形成できると確信します。
明るい豊かなまちづくりを実現するため、一人でも多くの志を同じくするメンバーを増やさなければなりません。 しかしその目的は、やみくもにメンバー数を追いかけることではなく、我々と共に前向きに活動できる同志をいかに拡大できるかだと考えます。
正面から社会開発に取り組み、道理の通った伝統を持つ社団法人 淡路青年会議所の魅力をメンバーに継承することで次代を担う会員拡大となると考えます。
設立当初より脈々と受け継いできた淡路を愛する誇りを引き継ぎ、さらに、「これからどうあるべきか」「なにをすべきか」という目的が、明確な事業を行うことで明るい豊かなまちづくりの実現が一歩近づくと考えます。
リーダーシップは順調に物事が運んでいるときは誰がやってもうまくいきます。しかし壁にぶち当たったとき、どう打破できるのかが真のリーダーシップだと考えます。
何の為にこの組織に所属し何を目指すのか、今こそ活力あふれる社団法人 淡路青年会議所としてJC宣言・綱領に恥じない活動を展開しましょう。
こんな時代だからこそ、先送りすることなく、情熱を持って議論し、そして行動に移すことによって次代を切り拓く、変革・挑戦をしましょう。