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社団法人淡路青年会議所2007年度スローガン

2007年度スローガン

理事長所信


所信
はじめに

 今、日本は2002年2月に始まった景気拡大に沸いています。しかしそれは中央を中心としたものであり、地方にはその実感が全くありません。経済産業省がまとめた調査によると、全国269地域で2030年までに域内総生産が増えるのは、大都市を中心とした35地域にすぎない。残りの234地域はいずれも経済規模が縮小する、という結果が出ています。つまり景気頼みでは無く、それぞれが自己の果たすべき役割、世の中が求めているものを見極め、方向性を見い出さねばなりません。これは経済のみならず、あらゆる分野で共通することです。まちづくりにおいても教育においても行政が悪い、教師が悪いと責任転嫁をしても問題は解決しません。
自らの行動で明るい豊かな社会を築きましょう。行動から生まれる生きた力をしっかりと身に付け、若者らしく明るく元気に行動すれば、必ず明かりが見えてきます。

先を読む

 世の中は急速に変化しています。その変化に対応する為に必要とされるのは、対応のスピードと先を読む力を養うことではないでしょうか。JCは常に時代の先駆けとして行動してきました。地域住民が口にしない変化、そして期待の先を読み、その為にJCが担うべき役割をしっかりと認識し、常に社会に必要とされるJCを目指して行動しなければなりません。また、全国多くのLOMにて会員減少が大きな問題となっています。淡路JCも数年来、会員拡大が唱えつづけられ、メンバーの努力もあり減少率は兵庫ブロック27LOM中、22番目と比較的低い率になっています。これも先輩諸兄が先を読み早くから会員拡大に対し取り組んできた結果であり、その有り難さを改めて感じるとともに、今後も会員拡大に対し惜しみない努力をしなければなりません。
先を読みしっかりとした目標設定を行い、それに向けての準備・計画、前向きな行動、そして感謝・反省の日々を送ることが大切です。

“賢者は最悪を想定し楽観的に行動する”

鍛えしわが心、技、体

 社団法人淡路青年会議所は「明るい豊かな淡路島」実現の為、活動を行っています。対外事業こそがそれを示していく最大の場面ではありますが、そこでより良い成果を残す為には、JCメンバーがしっかり学び、自己を鍛えて行かなければなりません。スポーツの世界でもより中身のある練習を数多くこなしたものが良い成績を残しています。そして、技を磨くのはもちろんのこと、リーダー観、まちづくり観、経営観、すなわち自己の哲学を養った上で、まちづくり活動、企業活動を行わねばなりません。心が不足した事業に成功は無く、心が伴った事業を展開する為にもトレーニングや研修のあり方を今一度考える必要があるのではないでしょうか。
また、JC生活を送って行く過程の中で様々なチャンスが訪れます。多くの人と知り合う機会、各種セミナー、大会等に参加する機会、淡路島の外に出る機会。その様な機会を自分自身の行動で、より生かしていただきたいと思います。多くの人と話をしよう。人の話はしっかりと聞き、発言するチャンスがあれば積極的に行おう。なるほどと思ったことはすぐに行動しよう。少しの取り組みの違いが大きな評価の違いになります。同じやるなら得をする生活を送りましょう。
また、青年経済人として、その資本となる体を大切にしてください。その上で、自らの心と技を、人と人との関わりの中で磨いていきましょう。

憧れの島づくり

 淡路に住む人がまた、全国の多くの人々からも憧れを持っていただくような島づくりを推進していきましょう。
地域の担いは外から見たほうが分かりやすいことがあります。そういった見方は大切です。しかしそれを具現化する際に働く最大の力は、地域の力です。淡路島の自然、文化、歴史が一体化した淡路島の強みを生かした新たな取り組みを、自分達の手で行っていきたいと考えます。また、平成の大合併により淡路島も1市10町体制から3市となり1年が過ぎようとしています。合併後の各地域の現状、諸問題を検証し、新たな淡路島全体のあり方を考えて行かねばなりません。  
青少年の健全育成に対する取り組みもJCの重要な役割です。淡路島の子どもにとって淡路人であることの誇りを感じるのはどんな時でしょうか。おそらくそれは進学や就職、また地域間交流で島外の人たちとの関わりが出来た時に、一番意識をするのではないでしょうか。そんな時に淡路島を誇りに思えるような、きっかけづくりに取り組みたいと考えます。また、よく昔は大人が近所の子どもをしかることの出来た素晴らしい時代であったといわれています。今それが出来ない大きな理由の一つに、大人と子どもが顔を合わす機会が減ったことにあると考えます。JCの行う青少年育成事業はそういった機会を提供するという大切な役割も担っているのです。

組織力

 組織の力とは、一部のメンバーの力ではなくメンバー全体の力であり、メンバーそれぞれが持つ力を最大限発揮すれば組織力は最大となります。自分自身で自己の限界を決めることは妥協であり、挑戦する気持ちを常に忘れないことは大切です。しかしながら、人にはそれぞれおかれた立場また能力の差もあり、出せる力には限りがあります。出来る範囲内ではなく、個々がそれぞれに応じた挑戦をする場としましょう。お互いを認め合い、力を出し合えばどこにも負けない強い組織が生まれるものと確信します。兵庫ブロック内においてもポテンシャルの高いLOMであることは間違いありませんが、更に委員会を活性化し、そして月に一度の例会をメンバー全員にとって有意義なものにし、例会出席率を向上させましょう。そうすれば組織の力は必ずアップするものと確信いたします。

節目の年

 社団法人淡路青年会議所は本年創立45周年を迎えます。当たり前に存在する、先輩方が築いて下さった、大切な基盤を再確認することは、周年の年には非常に重要であると考えます。その上で普遍の理念と時代に合わせ変わるべきものを見極め45回目の進化に取り組んで行きたいと考えます。
また、来訪者に対するおもいやり溢れるおもてなしは淡路JCの伝統でありそれは古くより海を渡ってわざわざお越しいただく方への感謝の現れであると考えます。それは淡路JCの魅力であり、今後も引き継ぐべき伝統としてメンバー全員で45周年事業に取り組みます。デジタル社会においてアナログでしか伝わらないものを心に響かせたいと考えます。それは今後にも繋がる大切なことでしょう。45周年を全てのメンバーにとって有意義なものにしましょう。

さいごに(一灯照隅 万灯照国)

 淡路JCメンバー一人ひとりが明るい豊かな淡路島を創り上げていく大いなる主役です。だれしも自分の輝きだけでは、淡路JCを輝かせることはできません。しかし、まずは自分が一隅を一生懸命照らすことで、そのほかの多くの人がそれぞれ一隅を照らし広がり、淡路JCひいては淡路島全体が光り輝くことに繋がります。メンバーの英知と勇気と情熱を集結し明るい豊かな淡路島の実現を目指します。


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基本方針

一、先人によって築かれた礎を大切に

一、あくなき向上心を持とう

一、行動から生まれる 生きた力を養おう

一、積極的変化の創造

一、例会出席率の向上に取り組もう

一、メンバー全員で会員拡大に取り組もう

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