委員長抱負 <青少年育成委員会>
青少年育成委員会
委員長 向内 英光
抱 負
私たちの暮らす淡路島では、1945年以降の高度経済成長以降、出生率の低下・島外流出といったことが重なり、人口減少の一途となっております。その中で、世帯数は近年増加している現状があり、これは、核家族化が進行している事を表しております。時代の流れにより、昔と違う育児環境・教育環境・生活環境になってまいりました。そして、地域コミュニティーのあり方も変化し、「隣人の顔すら知らない」「近所の子どもと関わらない」という方々が増えてきたように感じます。
かつて地域では子どもへの「躾・道徳」などの教育が大人との関わりあいの中で自然と行われてきました。そういった中でお互いが関わりを持ち、互いを高め・尊重し合うことで活力ある地域コミュニティーが確立されていました。しかし、現在、地域の絆は急速に希薄になり今や失われつつあります。大人が世代を超えた関わりを持つ場が減少した結果であると考えます。これは、青少年の健全な育成に多大な影響を及ぼし、ひいては地域を愛する人が減少することに繋がると考えます。地域の大人が子どもたちの成長過程において与える影響を考え、子どもたちの未来の為に子どもと大人がふれあえる地域づくりを目指し行動するべきであると考えます。本年度は多くの大人と子どもが参画でき、地域コミュニティーの中で関わりを持ち、共に協力し感動が味わえるとともに様々な学びが得られる事業を行います。 この青少年事業を通じ地域における大人と子どもの関わりをあるべき姿へと変革し、「地域が子どもを育てる」ことの大切さを発信します。
この事業において育まれた信頼と絆が地域に進化をもたらし、今後淡路島における青少年育成の枠組みへとなり、将来の明るい豊かな淡路島につながるものと確信いたします。
基本方針
- 1.実情を徹底分析し、臨機応変かつ迅速に行動します。
- 2.大人と子どもの相互交友に繋がる事業を行います。
- 3.地域の絆を深め、次世代を担う青少年育成に貢献します。