明るい豊かな淡路島づくりを目指す社団法人淡路青年会議所の歴史と現在の活動を紹介すると共に、淡路島のまちづくりに関する情報を発信しています。

社会開発委員会
委員長　原田　啓行

抱　負

混沌とした時代のなかで今、日本が変わろうとしています。地方分権改革推進法が成立し、地方には権限と財源が委譲されるとともに、地域住民が自らの地域のことを考え責任を持ち、そして自らの手で治めていくことが必要となる時代がやってまいります。今後、活力ある地域を創造するため、変革の能動者たらんとする自覚を持ち、青年としての「英知」と「勇気」と「情熱」もって新たなる時代を切り拓いて行く決意でございます。

各自治体において住民のまちづくり参加を目指し、さまざまな会議を行なってはいますが、参加する方々が各種団体の長や自治会の役員などいつも決まった住民であることが多く、いまだに行政任せという意識が蔓延したままで、自らが率先してまちづくりを行う意識が欠如している住民も多いように感じます。ほとんどの一般住民の声が正しく行政に伝わっていないのが現状であり、従来の仕組みをあらため、自由競争、自己責任を前提とした市民主導型自治の仕組みへの転換を図る必要があります。その地域における個性を認識し、住民一人ひとりが地域に対してのビジョンを持ち、独自の個性を持った淡路島を創造することが重要であると考えます。今まさに変わろうとする時代の中で、誰もが参画できる枠組を構築し、住民が自覚と責任を持ち、積極的にまちづくりに向けて行動するという住民意識の向上を図っていく必要があるのです。

本年度は、声をあげる機会がなかった住民に、さまざまな問題に対し話し合いを行なう場として『島民討議会』を開催いたします。まちを考える大切さを知っていただき、まちづくりに対する意識向上を図って行くとともに、その枠組みの必要性を多くの方に発信して参ります。そして、一人ひとりの地域に対して果たすべき役割を担うという意識の芽生えが、活力ある変革への原動力となり、『明るい豊かな淡路島』実現に向け大きな一歩を踏み出すことと確信します。

基本方針

• １．淡路島民全員の意識を変革させる気概を持ち、POWERFULLに行動します。
• ２．徹底した調査・研究により、正確でSPEEDYな判断を行ないます。
• ３．英知を結集し、新しいことにCHALLENGEします。